シーリングのひび割れ
外壁塗装工事を検討する際によくシーリング(コーキング)という言葉を耳にする方も多いのではないでしょうか。
今回は初めてシーリング(コーキング)という言葉を外壁塗装工事を検討する際に聞いたという方のために基本知識から補修方法までご説明させて頂きます。
住宅を長く保つために非常に重要な箇所ですのでぜひ最後までご覧下さい。
シーリング(コーキング)とは
シーリング(コーキング)とは
まずシーリングと同じような言葉でコーキングと聞かれたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
シーリングとコーキングの違いはほとんど呼び方の違いで意味は同じと思って頂いても大丈夫です。
形が決まっているものをシーリング、ガンを使用してチューブに入っているもので施工するのはコーキング、と明確に使いわけをすることもありますがあまり気にしなくていいです。
ですので今回はシーリングで以下統一してご説明していきます。
・シーリングの役割
シーリングはサイディングボードのようにボードやパネルを張り付けて施工する外壁材の場合、隙間を埋めるために充填します。
外壁でのシーリングの役割は目地や隙間にシーリングを充填することで、気密性や防水性を維持する目的があります。
隙間が空いたままにしておくと雨水が浸入して外壁材や躯体の腐食の原因に繋がるので大規模な改修工事にならないように雨水の浸入を防ぐという役割があります。
さらにシーリングはひび割れの防止にも役立っています。
住宅は耐震の関係で揺れる構造で作られています。
大きな地震はもちろんですが、我々が揺れを感じることができないほどの小さな地震や生活上の振動、外を通る車の振動などで住宅は揺れています。
また外壁は温度の変化で伸縮と収縮を繰り返しています。
これらの動きに耐えきれなくなってひび割れが生じてしまいますが、シーリングがクッションの役目を担ってくれ、ひび割れを防いでくれています。
このような状態でしたらご相談ください。
シーリングの劣化
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#01
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シーリングの肉やせ
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シーリングの剥離
シーリングの補修方法
シーリングの補修方法
シーリングの補修方法は『打ち替え』と『打ち増し』の2種類があります。
・打ち替え
古くなって劣化している既存のシーリングをカッターなどで撤去してから新しいシーリングを充填する方法です。
・打ち増し
古いシーリングの上からシーリングを塗り重ねる方法です。
施工は基本的に打ち替えになります。
打ち替えは古いシーリングを撤去する分、打ち増しと比べて手間が増えるので金額はかかりますが、打ち増しは既存のシーリングを修復できるわけではありません。
既存のシーリングが古く、硬くなっていたり割れていたりするとそれが原因で上から塗った新しいシーリングも早々に割れたりするおそれがあります。
ではどのようなときに打ち増しをするのかということですが、サッシ周りや入り隅といわれる場所は打ち増しをします。
入り隅とは壁と壁がぶつかっているところで構造上既存のシーリングの撤去ができません。
またサッシ周りはカッターでシーリングを撤去する際に防水紙を傷つけて雨漏れの原因に繋がるおそれがあるからです。
打ち替えと打ち増し、どっちがいい悪いではなく状況や場所に応じて使い分けをします。
シーリングを先打ちか後打ちか
シーリングを先打ちか後打ちか
外壁塗装工事でシーリングの補修を行う際に考えておかないといけないのが、『先打ち』にするか『後打ち』にするかです。
・先打ち
先打ちとはシーリング材を施工してから塗装を行う工法です。
メリット
シーリング材の上に塗膜があるので、シーリング材を紫外線や雨風から塗膜が保護をしてくれます
よって下記の後打ちに比べてシーリング材の寿命は長くなります。
デメリット
住宅が揺れた際にシーリングの伸縮する動きに塗膜がついていけないと塗膜がひび割れを起こすことがあります。
塗膜がひび割れしているだけであればシーリングに問題はありませんが、見た目が悪くなるので塗膜とシーリングの色を合わせるなどの工夫が必要です。
そもそも割れを防ぐために塗膜に柔軟性が高いものを選ぶ必要があります。
・後打ち
塗装を行ってからシーリングの施工を行う工法です。
メリット
塗装を行なってからシーリングの施工をするのでシーリング起因の塗膜のひび割れの心配がないことです。
デメリット
紫外線や雨風にさらされるので、シーリングの持つ耐用年数は期待できないことです。
ですので高耐久の外壁塗料を選ばれた場合でその耐用年数とシーリングの耐用年数を合わせて、次回メンテナンス時期をそろえたいとお考えの方は費用が上がりますがシーリングも高耐久のものを選ぶ必要があります。
いいかがだったでしょうか。
今回は外壁塗装工事におけるシーリングについてご説明させて頂きました。
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