大津市で外壁塗装/カビ・コケは劣化のサイン！大津市の外壁診断士がお手入れ方法教えます【大津市の塗装店悠陽工房】

カビ・コケが繁殖してしまう環境として【風通しが良くない】【日当たりが悪い】【湿気が高い】【まわりに草木が多い】などがあります。

草木にはカビ・コケの胞子が付着していることがあり、胞子が風で飛ばされて外壁に付着すると湿気を吸って繁殖していきます。

外壁材が凹凸が多かったりザラザラしていると胞子もひっかかりやすく、雨水やホコリもたまりやすいのでカビ・コケが繁殖しやすくなってしまいます。

また外壁塗膜の防水性が低下して外壁の含水率が増えると、よりいっそう繁殖します。

先日ご相談頂きました大津市南小松の住宅のまわりには雑木林があり、築年数は約23年で13年ほど前に大津市外の業者でセラミック塗料を塗装されていました。

セラミック塗料は塗り替え時によく使用されるシリコン塗料と比べて一般的に耐久性などが優れており、もちろん良い面もありますが美観に関しては塗膜表面がザラザラしている質感なので汚れが付きやすく、カビ・コケも繁殖しやすいです。

つまり、カビ・コケが繁殖しやすい環境にカビ・コケが繁殖しやすい塗料を使用していたのです。

塗装業者は立地条件や工法、環境に合わせて住宅に最適な塗料をご提案するべきだと思いますが、残念なことにすべての塗装業者がそうとは限りません。

ですのでお住まいの方自身も外壁塗装工事を失敗しないために最低限の知識を身につけて頂いたり、地域密着型の塗装業者に依頼するなどの対策が必要なのも事実です。

カビ・コケは比較的早くから見られる外壁の劣化なので軽視されがちですが、放っておくとさまざまなリスクがあります。

・アトピー性皮膚炎やぜんそくなど悪化になりうる

吸い込むことでアレルギー反応がでたり、皮膚から体内に入り込むことでアレルギー反応がでたりします。

特に高齢者や小さいお子様がいるご家庭では注意が必要です。

外壁だけでなく室内のカビも同様に注意が必要です。

・住宅が汚く見える

カビ・コケは放っておいても改善されることはなく、時間の経過とともに繁殖し続けため、美観が損なわれます。

・外壁の劣化が早くなる

外壁塗膜の防水性が低下することによりカビ・コケは繁殖するため、放っておくと劣化のスピードがますます早くなってしまいます。

・取り除くことができなるなる

長く放っておくと壁に根を張ってしまい、取り除くことが難しくなってしまいますので見つけられたら早めの対処をおすすめします。

カビ・コケの発生、繁殖の主な原因は【湿気】や【汚れや胞子】が外壁面に付着することです。

ですので、これらを対策できる機能性塗料を外壁塗装工事の際に使用して下さい。

湿気に関しては【透湿性】が高い塗料を選択すると良いです。

汚れや胞子に関しては【超低汚染性】セルフクリーニング機能とも呼ばれますが、それを選択すると良いです。

塗膜が艶がありツルッとしていて汚れなどが付きにくく、付いても雨で自然に洗い流してくれるというものです。

塗料の選択を間違わないだけでもずいぶんとカビ・コケから住宅を守ることができます。